MOTO1オールスターズ 第3戦 広島(TSタカタサーキット)
▼#84 久保晶 レポート
今大会では現地まで移動時間がかかるため、金曜日夕方に現地入り。
土曜日の練習走行に備えた。
【土曜日】 練習走行
5枠走行があり、午後からダート2カ所を使用するレイアウトだった。前日の大雨の影響が残り、所々コーナに水が出ていたため、慎重に走行。また、初めて走るコースなので、データがないため午前中はスプロケットを合わせることに重点をおく。
シフトの回数を減らした方がタイムが出たので、少々ロングなギア比に設定。
午後の走行ではダートを使用。
最終ダートのジャンプの難易度が高くうまく走れず、最後の走行前に最終ダートへ行き、攻略法を考えた。
最後の走行では、最終ダートのジャンプもうまくクリア。転倒もあったが怪我もなく無事に練習走行を終了。
【日曜日】
見事に晴れ、路面温度も上がっていく。前日、使用できなかった第一ダートも入る。
練習走行
第一ダートの様子を見つつ、転倒しないように走行。上位陣の走りも後ろから確認した。
タイムアタック
タイヤを新品にして、コンパウンドも変更した。
時間を間違えてしまい4周しかタイムアタックできず、35台中32番手と最悪なタイムだった。
予選
A、B二組に分け各組の上位10台が予選通過。
16番グリッドと後方からのスタート。またしても予選落ちを想像してしまう。
スタート直後、2コーナーで数台パスする。そして最終ダートで多重クラッシュが発生。ジャンプの頂上がバイクで塞がっており、容易に通過することができない。しかし、モトクロス出身ライダーとしての経験を信じてトライ!何とかこの局面から脱出成功!
ここで8位までポジションUP。僕の後方にいたライダーはジャンプ通過に手間取り僕の後ろは1人しかいない。
8周走りきり予選通過。
決勝
タイヤの空気圧、サスペンションのセットを変えて挑んだ。
15番グリッドからのスタート。初めての決勝進出なので、ポイント圏内の15位までにゴールすることが目標。
ライダーひとりひとりを紹介しながら行われたウォームアップランではたくさんの応援をいただいた。
スタート後、第1コーナーではスロットルを戻すのを我慢し何台かパス。
次のコーナーでもアウト側から数台パス。この時点で数え切れないほど接触している。
1週目はスライドしたとき、スイングアームにぶつけられると転倒してしまうと思い、コーナー進入でのスライドを控えた。
第1ダートでは、多重クラッシュしている。行き場を失ったマシンが僕の目の前で転倒。となりを走っていたマシンも絡んだ。
僕は一瞬止まり、その脇に行くようにバイクをコントロールして回避した。ここで、冷静に対処できたことでさらにポジションUP。
賭ともいえるマシンのセットの変更は、見事に的中。1周で11位まで浮上。
2周目からは僕の前には、ミッキー選手(#7)らが走っている。しかし、上位陣は隙がない。ついてはいけるが、抜くことができなかった。
それだけでなく彼らが抜いた選手をすぐに抜けずに、パスすると既に差が開いてしまっていた。めげずに追い上げるが、僕の後ろにも誰かいる。タイムを出すライン取りをしたいが、ここは我慢。
ゴール直前のダートで前の選手がミスして並ぶがここでチェッカー。
後少しで抜くことができなかった。
結果は10位でした。
激戦区といわれているMOTO2クラスで初めて決勝を走ったのにこの順位は上出来だと思います。
マシン、その他の課題もありましたが、結果を残すことができ、チーム関係者に喜んで頂けてよかったです。
チーム関係者、チーフメカ、スポンサーさんに感謝しています。
ご声援ありがとうございました。
モトアヴァンティレーシング
久保晶